車冠鸚鵡図(クルマサカオウム図) 2012

この屏風は型染と友禅染を一つの作品に混ぜ合わせようとした初めての実験です。原産地の中にクルマサカオウムの独特の色合いや表情を描写したかったです。石川県の名産である「白山紬」というしっかりしている光沢がいい絹に染めてみました。京都の鞍馬口にある「松錦堂」で屏風に仕立てもらいました。2012年度「「第67回新匠工芸会展」に入選しました。

乙女インコ帯 2013

着物を染めたことがありましたが、やっと帯も染めるのを試みました。袋帯は普通に織の帯なんですが、裏返しても締めれる帯を作りたかったので、こういう帯を染めました。裏地も染めたのでかなり豪華な帯になってしまいました。表の紬に型染で乙女インコ(Swift Parrot) の模様を繰り返して染めました。渡りインコなので、海の上に飛んでいる様子や主食になっているユーカリの花をイメージにしました。金箔も所々に貼ってあります。裏地にジョン・グルードという19世紀のイギリス人鳥類学者による「オトメインコ」の華やかな文章を書いてみました。制作の様子がここに載せています

美声インコ掛け軸 2012 

麻と絹の違っている素材感を出すように、型紙一枚で二つの作品を染めました。型紙はここで見えます。型染と化学染料で、水面に近づいている美声インコを描写しました。緑色の掛け軸は、京都左京区にある「北岡技芳堂」という京表具屋さんで作っていただきました。もう一枚は、掛け軸の形にインスピレーションを受けて、古いハギレを使って自分で縫ったものです。

ゴシキセイガイインコ &バンクシア掛け軸 2011

「空白」を利用しようとした作品です。友禅染めでゴシキセイガイインコ(Rainbow Lorikeet)とコースト・バンクシア(Coast Banksia) の組み合わせを富士絹に染めました。作る様子をブログで見えます。染め終わったら、「北岡技芳堂」にかなり大きい掛け軸に作られました。ふちの絹を選ぶのが一時間ぐらいかかったのですが、結局インコに焦点を当てるようにこの落ち着いている金色にしました。

豪のれん 2011

人間国宝の型染作家芹沢銈介はよく漢字をモチーフにしました。これはそういう作品からインスピレーションを受けて、オーストラリアの豪州から「豪」を使って、周りにオーストラリア原産の独特なインコや花を入れて見た気軽いのれんです。オーストラリアの漢字「豪」にいい意味が入っているのはいつもラッキーだと思うことです。