Floriferous (咲き乱れる) 2015

「咲き乱れる」という作品は、オトメインコの渡る習慣を表現しようとしたものです。オトメインコが季節ごとにオーストラリアのタスマニア島と本土の間を渡ります。沢山のフワフワな花が咲くユーカリが大事な食物になっているので、群が咲いているユーカリの所を目指して移動します。作品に大きな丸を防染しました。これはループです。インコが毎年海を渡るのを繰り返しているように、ループも永遠に続きます。現在、オトメインコは絶滅危惧種なので、いつまで循環が続けるのかは不明です。

Canberra Blues 2014

崩壊I-III (Degradation) 2014 

クリビタイエミュームシクイ・アカハラアカバインコ・三日月インコ

この三種類の鳥も説滅危惧種だと認められています。各種類には人口が減っている理由は色々ありますが、共通点は生息地の崩壊です。繁殖地の崩壊によって、相応しい所が遠くなって、人口に影響を与えています。オレンジ色の作品は「アカハラワカバインコ」をモチーフにしています。この鳥は特に危機の状態で、野生では50匹以下の鳥しか残っていないと言われています。

背景の絹オーガンジーから表へ、鳥が段々減っているように染めて見ました。背景にも消されたような所も入れて見ました。所々に入れた文章は、イギリス出身の鳥類学者であったジョン・グールド氏の言葉です。

Going Going Gone(消えている、消えそう、消えてしまった) 2013

この作品のタイトルは作品に描写されている三つの鳥類を指しています。右から左へ行くと、絶滅危惧種の「オトメインコ」(消えっている)、絶滅寸前の「アカハラワカバインコ」(消えそう)と18世紀に絶滅した「ゴクラクインコ」(消えってしまった)。なめらかな動きや徐々に消えていっている感じを表現したかったので、色々な絹を染めて重ねました。後ろにかなり厚手の紬を使って、一番まえに透明感があるオーガンジーを使いました。展示したとき、空気に自然に動いたのがとてもきれいでした。